当院について

5分で分かる腰痛解消法 ~Vol.5腰痛のQ &A 2020.09.04

今回は、腰痛コラムの第5弾です。
内容は病院でよく聞かれる腰痛への疑問をまとめました。

皆さんの腰痛の知識は本当に正しいのか?!

正しい知識を身につけて腰痛を改善・予防して下さい!!!

●どんな腰痛なら病院に行くべき?

整形外科にて多い腰痛は、ヘルニアや脊柱管狭窄症などの腰痛が多く症状は動くことで痛みが生じることが多いです。それ以外にも安静にしていても痛みが生じるような内科的な問題(ガン、大動脈瘤)などでも腰痛が生じる事があります。それらを判断するためにまずは整形外科へ受診することをおすすめします。

腰痛でお困りの場合はまずは受診することで原因が分かり、治療を進める事が可能になります。

●腰の手術をすれば腰痛は良くなるの?

腰の手術には、痛い部分を固定したり、ヘルニアなどの悪い部分を取ったり(摘出)したりする手術があります。

手術をする事で痛みが楽になる場合もあります。ですが、その後また腰に負担が掛かるような生活を続けてしまうと再発することもありますので手術の後にはしっかりとリハビリを行う事が重要になります。

●腰痛のリハビリってどんな事するの?

腰痛の原因は色々ある為最初に評価を行い腰痛の原因を患者さんと一緒に探していきます。その方に合ったリハビリのプランを提供します。具体的には、ストレッチや筋力トレーニングはもちろん姿勢指導や生活指導まで行います。

特に当院ではリハビリに力を入れており、1人1人に合わせた内容で対応しています。ご気軽にお問い合わせ下さい。

●痛みがあっても運動をした方が良い?

痛みがあると言う事は筋肉や関節に負担がかかっている証拠です。痛みが伴うような運動を続ける事で症状が悪化する事がある為痛みがあるような運動は行わないようにして下さい。運動した方が良い腰痛は、デスクワークなどで長時間同じ姿勢を続けていることにより筋肉が強張ってしまっている場合には有効です。

●腰痛は腹筋を強くすれば治る?

腰痛の原因の一つには、体幹の弱さが関係もしてきます。ですが、9割以上の人が正しい腰痛改善のための腹筋運動を行えていません。そのため独自のやり方で腹筋運動を行うことで逆に腰痛が悪化してしまうケースもあるため注意が必要です。

リハビリでは正しい腹筋方法を教えたりすることもあります。

●ぎっくり腰になったらどうしたらいいの?

痛みがある場合は無理をせず安静にして下さい。ですが、安静にする期間は24時間程度で抑えそれ以降は通常の日常生活を行うことで早くギックリ腰が改善してきます。自分で行える対処法としては湿布を貼る事は効果的ですが、まずは病院を受診し診断を受けることをおすすめします。

●腰痛は温めた方が良い?冷やした方が良い?

痛みがある部分が腫れていたり熱を持っている場合は冷やして下さい。

慢性的な筋肉の凝りや張り感がある場合は温めて下さい。温める方法は浴槽に浸かる事が有効的です。

●腰痛は沢山歩いた方が治りが早い?

歩いていて腰や足に痛みが出る場合(間欠性跛行)は歩く事を控えてください。

歩く事で腰痛が楽になったり筋肉の張り感が取れたりする場合は運動不足が腰痛の原因になっている可能性が高いので、歩く事をおすすめします。

●湿布と痛み止めはどう使うのがいいの?

湿布も薬も病院で処方された場合に使用して下さい。効果は、湿布では筋肉の痛みに対して有効です。痛み止めでは、炎症があって痛みがある場合に有効です。

慢性的に使用されている場合は、痛み止めであれば効果自体が効きにくくなったり、湿布であれば皮膚がかぶれたりすることがあるので注意してください。病院を受診し適切な用法用量で使用して下さい。

以上で今まで継続してきた腰痛コラムについて連載終了です。

最後まで読んで頂いた方ありがとうございました。

今までの内容をもう一度復習しながら腰痛を改善・予防して下さい!

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