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特徴からわかるランニング障害 Vol.3 ランニング障害予防ストレッチ 2020.11.07

皆さんこんにちは!

前回はランニング障害になりやすい身体の特徴とセルフチェックの方法
ランニングフォームの特徴を紹介しました。

セルフチェックを通して、自分の体やフォームの特徴を知ることはできましたか?

 障害が起こりやすい特徴に当てはまってしまった人も多かったのではないでしょうか。

そこで、今回は障害が起こりやすい特徴を改善して、
ランニング障害を予防するためのストレッチの方法を紹介します。

 

お尻ストレッチ


「お尻ストレッチ」は、股関節が硬くて腰や背中が丸まってしまう人におすすめです。

セルフチェックの股関節曲げがうまくできなかった人は、
運動前後に行うことをおすすめします!

ストレッチのやり方
1:床に座り片膝を立てて、反対の足を組む
2:おへそを組んだ足の太ももに近づけるように身体を起こす
3:お尻の筋肉に伸び感が感じられた所で、
   呼吸を止めないように30秒間ストレッチを行う 

注意点
・痛みのない範囲で、無理なく行う
・息を止めないように注意する

・ふくらはぎストレッチ


「ふくらはぎストレッチ」は、足首が硬くて膝が内側に入ってしまう人におすすめです。

セルフチェックでしゃがみこみがうまくできなかった人は、
足首が硬くなっているので十分にストレッチをしましょう!

ふくらはぎには二つの筋肉があるため、それぞれの筋肉のストレッチのやり方を
紹介していきます!

①腓腹筋ストレッチ

やり方
1:脚を前後に開き、後ろ脚のかかとを床につけて離れないようする
2:後ろ脚の膝を伸ばしたまま、体重を前に移す
3:後ろ脚の膝裏からアキレス腱にかけてストレッチ感が感じられたら
   30秒間ストレッチを行う。

②ヒラメ筋ストレッチ

やり方
1:脚を前後に開き、後ろ脚のかかとを床につけて離れないようにする
2:後ろ脚の膝を曲げて、体重を前に移す
3:後ろ脚のふくらはぎからアキレス腱にかけてストレッチ感が感じられたら
   30秒間ストレッチを行う

ポイント
後ろ脚の爪先は正面に向ける

次回はランニング障害に対するエクササイズを紹介します。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

参考文献・参考資料
・スポーツ医学検定公式テキスト1級 一般社団法人 日本スポーツ医学検定機構
・アスレティックケア リハビリテーションとコンディショニング 小山貴之
・ランナーの体を考える会 

 

 

 

 

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